企業で表彰制度を行う効果と贈呈品の選び方

企業で表彰制度を行う効果と贈呈品の選び方

企業ではさまざまな表彰制度が設けられていますが、実はこの「表彰制度」は、労働基準法の第89条において、「相対的必要記載事項」として決められています。
「絶対必要なわけではないけれども、これに関する定めをする場合には盛り込まなければいけない事項」とされており、多くの会社がこれを定めています。今回は、表彰制度を行う場合の効果と贈呈品の選び方を見ていきましょう。

企業で行う表彰制度とは? どんな人に表彰すべき?

「表彰制度」とは、ごく簡単に言えば、「仕事上において何らかの目立った功績を挙げた人」に贈られるものです。
営業成績がよかった人、優れた成績を出した新人に与えられる新人賞だけでなく、ユニークなアイデアを出した人や、職場の環境改善の案を出せた人などに贈られるべきだと考えられています。
また、長く会社に勤め続けた人に与えられる「永年勤続表彰」、災害時などにおいて目立った働きをした人、災害の多い職場にあって無事故で勤め上げた人などにも贈られものも、表彰制度に当たります。

表彰制度を設ける効果

この表彰制度を行うことで、どのような効果があるのでしょうか。
まず、人は褒められるとやる気を出します。株式会社サーベイリサーチセンターが2014年5月20日にプレスリリースした情報によれば、「褒められることでやる気がアップすると思う」と答えた人の割合は、なんと71.9パーセントにも上っています。7割以上の人が「褒められること」が仕事のやる気につながると考えているのです。
また、大勢の前で、自分の功績が認められて表彰されることにも効果があります。表彰された人のモチベーションを上げる効果だけでなく、それを見ている周りの人のモチベーションをアップさせる効果があります。「同期なのに、あの人だけが取り上げられて悔しいから次は自分が表彰されるように頑張ろう」と発奮する人もいるでしょうし、「ちゃんと功績をあげたら、それにふさわしい対応をしてもらえるんだ」と思う人もいるでしょう。

売上や優れた成績についての表彰以外にも、「アイデア賞」や「ユーモア賞」など個人の働きや個性に注目したユニークな賞を行うことで、社内活性化や関係性の質を高める効果もあります。

表彰制度でおすすめの贈呈品

それでは、表彰制度で何かのギフトをプレゼントする場合はどんなものがいいのでしょうか。

旅行券

永年勤続表彰に特におすすめです。全額を負担する必要はなく、補助券のようなかたちでも問題ありません。リフレッシュするための休暇もつければさらによいでしょう。

スーツ

社会人ならではの贈り物といえるかもしれません。ただし、サイズもあるので、お仕立券などにしてもいいでしょう。

家電

生活の中で使えるちょっとした家電などもよいでしょう。例えばお湯を沸かすための電気ポットや、コーヒーメーカーなどがもらえると、忙しい朝に使えてうれしいですね。

ビジネス用品

ビジネスに使える「ちょっと良いビジネス用品」を贈るのも一つの選択肢です。「かなり良い万年筆をもらった。自分では買わないから嬉しい」という声もあります。

カタログギフト

贈られた人間が好きなものを選んで注文することができるため、自由度が高いのが特徴です。特に若い人には喜ばれるでしょう。

このように、表彰制度というのは職場全体の向上心をあおる役目もあります。効果的に表彰制度を使って、社内の活性化につなげていきたいですね。

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