お世話になった人へお中元を贈るときのマナー

お世話になった人へお中元を贈るときのマナー

夏のギフトと言えば「お中元」。ですが、百貨店にお中元向けの商品が並んだり、テレビCMなどでお中元の言葉を耳にしたりして、「この時期が来たから贈っておこう……」と、あまり意味やマナーを考えずに贈っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まずは贈りたいと思う気持ちが大切ではありますが、お中元の意味やマナーを理解することで、贈った相手をより喜ばせることができるかも知れません。ここではそんなお中元を贈るときのマナーについてご紹介します。

お中元とは?

お中元とは、日頃からお世話になっている方へ、その感謝の気持ちを込めた品物を贈ること。もともとはお盆の際に仏前に供える品物を贈ることが目的だったため、食品を贈ることが多かったのですが、現在では供物というよりは交際関係での意味が大きくなり、品物の幅も広がっています。

贈る時期については、「中元」が7月15日を指すため、7月初旬~15日までに贈るのが一般的です。ただしこれに関しては地域差があり、東日本では新暦に合わせていることが多いのですが、西日本では旧暦に合わせているところも多いため、事前に贈り先の習慣を確認しておくことも大切です。また、お中元の時期を過ぎてしまったときは、「暑中見舞い」や「残暑御見舞」と、ご挨拶を時節に合わせるようにしましょう。

贈る品物については、先ほど「幅も広がっている」と言いましたが、避けた方がいいもの、贈る際に配慮が必要なものはあります。
まずは嗜好や好みが大きくわかれるものは控えた方がいいでしょう。もちろん相手の好みを把握している場合は別ですが、名品であっても食べられないものや、全く好きではないものが贈られてきたら、相手を悩ませることになってしまうかも知れません。

またお中元には“縁”を結ぶ意味がありますので、逆にその“縁”を切ることを連想する刃物や、踏みつける靴下、靴などは避けましょう。下着やアクセサリーなどの直接身につけるものもパーソナルギフトとして贈る場合はいいですが、お中元には向いていないと言えます。
そして夏ということで、生ものや冷凍・冷蔵品を贈るときには、受け取る側の都合を事前に確認しておくことも必要です。何よりお中元は相手への感謝の気持ちを形にして贈るものですから、気持ちよく受け取ってもらえるようにしましょう。

お中元に贈る贈り物の選び方

では、お中元にはどんなものを贈ったら喜ばれるのか。ここでいくつかアイテム別にご紹介します。

夏向けのスイーツ

やはり夏に贈るものですから、ゼリーや水ようかんなどの冷たくさっぱりとしたスイーツはおすすめです。暑さで疲れを感じたときなどは甘いものが欲しくなったりもしますし、夏向けのスイーツはパッケージが涼し気なものも多く、見た目にもいいでしょう。ただしこういった品物は要冷凍・冷蔵のものあるので、受け取る方への配慮は忘れないようにしましょう。

ビールや日本酒

贈る相手がお酒の好きな方であれば、ビールや日本酒(冷酒)といったものも喜ばれるでしょう。暑い時期だからこそ、冷えたお酒がより一層美味しく感じます。

そうめん、ひやむぎ

夏の代名詞的な食品でありつつ、保存も簡単で日持ちするので、特にご家庭などに贈るときは喜ばれるでしょう。またこういった麺類には、お中元がお供え物だった頃にはご先祖様とつなぐ糸の意味もあったので、“縁”をつなぐという思いを込めて贈られることもあります。

カタログギフト

贈られた側が好きなものを選べるので、相手の好みに合うという点においては最適な贈り物です。最近はさまざまな種類の商品があり、夏という季節を考慮したものや、限定品などが含まれていることもあります。何を贈っていいか迷ったときなどは、一度カタログギフトに目を通してみるのもいいでしょう。

日頃の感謝を伝え、いいご縁を続けることができる「お中元」。まずはその意味やマナーを理解した上で、今回紹介したような贈り物の選び方も参考に、気持ちを込めて贈ってみてはどうでしょうか?

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